Amazon自動出品x在庫連携ツール BZLink(ビズリンク)の取扱説明書です。
なお、本ツールは前進のバイヤーズ在庫連携ツールをAmazon無在庫ビジネス用に改修しています。
よって、本マニュアルも前ツールを流用しており、一部画像や説明が古い可能性もあります。
最新の画面に読み替えていただければ幸いですが、マニュアルを読んでもわからない点は何なりとお問い合わせください。
また、各画面にてボタンや項目にカーソルを合わせると使い方のヒントがポップアップします。
それを参考に操作すれば大まかな使い方は理解できるようになっていますのでご活用ください。
動作環境について
PCおよびスマホ・タブレットの下記2つのブラウザでのみ動作保証しております。
言わずと知れたgoogle社のブラウザ
chromeの機能を継承しながら、広告をブロックする機能が掲載されておりサブブラウザとしておすすめ。特にyoutubeで広告が出ないのでyoutube閲覧には欠かせません。
デメリットとしてWindowsの通知で広告が届きますが基本は無視でOK。クリックすれば(暗号資産で)広告報酬がもらえます。
なお、スマホ・タブレットではファイルのダウンロード・アップロード機能が使えません。
ファイルのダウンロード・アップロードはPCで行ってください。
ブラウザの準備ができたら次の動作手順を進めましょう。
ログイン
BZLinkのログイン画面にアクセスします。
ログイン画面が表示されたら、各自で申請いただきましたユーザIDと
別途連絡した初期パスワードを入力してログインします。
※当ツールWEBサイトは通信を暗号化したSSL通信を採用しています。
またサーバのデータベース上もパスワードは暗号化されており、かつ不可逆(解析して平文に戻せない)な状態で保存されていますので、漏洩のリスクは低くなっています。
初期パスワードの変更(初回ログイン時のみ)
ログインに成功すると、初回のみ下のようにパスワード変更画面が表示されます。
ヒント
パスワードは暗号化されており安全ですが、念のため、他のアカウントで使っていないパスワードを設定されることを推奨します。
パスワードに必要な文字数は5文字以上です。
それ以外のルールはありません。
設定ボタンをクリックして、パスワードの変更に成功すると、メニュー画面に遷移します。
ユーザ設定(基本設定)
ログインに成功したら、最初に各ユーザ固有の設定を行います。
設定変更方法
メニュー画面で「ユーザ設定」をクリックして「ユーザ設定」画面に遷移します。
「対象機能」プルダウンで「基本設定」を選択します。
設定項目が表示されますので、必要に応じて各項目を編集していきます。
入力した設定を保存するには「保存」ボタンをクリックします。
確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックすると設定が保存され「設定を更新しました」と表示されます。
基本設定一覧
項目名 | 説明 | 初期値または設定例 |
---|---|---|
メールアドレス | アラート通知用メールアドレス(必須) | reiwa.taro@gamil.com |
デフォルト安全在庫 | 全商品のデフォルト安全在庫数(必須)。 この数値を下回った場合在庫切れメール警告メールが通知されます。 商品編集画面で商品個別に安全在庫数を設定することもできます。 | 3 |
最低利益額 | 推定利益がこの金額を下回った場合にアラート通知する。 | 100 |
ヤフーID | いわゆるYahooID。注文取得APIで使用します。 | 未入力の場合はユーザIDがヤフーのIDと判断します。 |
ヤフーショッピングストアアカウント | API連携用のストアアカウント 未設定の場合はFTPで連携します。 | |
ヤフショ FTPユーザ | ヤフーショッピングのFTPユーザ名です(*2) | store-{ストアアカウント} |
ヤフショ FTPパスワード | ヤフーショッピングのFTPパスワードです。 | ストアクリエータPROのFTP設定画面で設定したパスワード |
ヤフショ在庫バッファ | 在庫連携する際にここに記載した個数分少なめの在庫数に更新します。 | ヤフショ在庫数=仕入先在庫数-ヤフショ在庫バッファ 例)仕入先の在庫数が5でヤフショ在庫バッファが2の場合→ヤフショの在庫数は3になる。 但し、上記計算結果がマイナスの場合は一律0に更新 |
ヤフショ 手数料率(%) | 手数料の割合を%で入力。例えば11.2⇒手数料は売価の11.2%で計算。 | ヤフショの決済手数料約7%とプロモーションパッケージ手数料約3%等を考慮して10%以上を設定することを推奨します。 |
数量アラートしない販路 | 数量アラートメールを必要としない販路を設定。 | YA:ヤフオク YS:ヤフショ BA:BASE WO:Wowma QT:Qoo10 RT:楽天。 複数ある場合はカンマまたは半角スペース区切りで設定。 |
価格アラートしない販路 | 価格アラートメールを必要としない販路を設定。 | YA:ヤフオク YS:ヤフショ BA:BASE WO:Wowma QT:Qoo10 RT:楽天。 複数ある場合はカンマまたは半角スペース区切りで設定。 |
削除アラートしない販路 | 削除アラートメールを必要としない販路を設定。 | YA:ヤフオク YS:ヤフショ BA:BASE WO:Wowma QT:Qoo10 RT:楽天。 複数ある場合はカンマまたは半角スペース区切りで設定。 |
また、手数料率は抽出機能の利益計算でも使用され、価格に計上されます。
例)1000円の商品の掛け率120%で手数料率10%なら、1000x(120+10)/100=1300円
ヤフーAPI用認証トークン取得
ヤフーショッピングのストアをお持ちの方はAPIによる在庫自動連携機能が利用できます。
基本設定の「ヤフーストアアカウント」を設定すると、次回ログイン操作時にヤフージャパンの認証画面が表示されるます。
ここでは、ヤフーショッピング契約アカウントの情報を入力して認証を完了してください。
この認証は約4週間毎に必要です。
ヒント
※1.必要な入力内容は、ブラウザのキャッシュ状況などで異なります。
IDや携帯番号の入力を求められる場合や、携帯電話のSMSに送信される認証コードの入力を促される場合があります、
また、APIの利用同意画面が表示される場合がありますので、その場合は「同意する」を選択してください。同意しないとBZLinkのAPI機能は利用できません。
認証に成功するとBZLinkのログイン画面に戻り認証成功のメッセージが表示されます。
これ以降、APIでの在庫連携がスタートします(APIでの在庫連携がなくてもFTPで連携は可能)。
商品データ抽出機能
はじめに
Amazonの商品をヤフショなどの販路に自動出品します。
テンプレートの作成と準備
各販路の商品説明用テンプレートの登録を行います。
予め、テンプレートをPC内に準備しておいてください。
ヒント
テンプレートがない方はこちらを参考に作成してください。
テンプレートの商品説明を埋め込みたい箇所に以下のキーワードを必ず記入してください。
■■■商品説明■■■
【ヤフショの画像埋め込み機能】
商品説明に全商品ページ共通の画像を埋め込むことが可能です。
1️⃣予め、ストアクリエータPROー商品・在庫・画像タブー画層管理で「追加画像」フォルダの下に適当な名前でフォルダを作り全商品共通の説明画像をアップします。
2️⃣その画像のURLが表示されるのでコピーし、ユーザ設定-「商品抽出-ヤフショ固有設定」-「説明埋め込み画像URL」に貼り付けます。
3️⃣テンプレートの画像を埋め込みたい任意の位置に以下のキーワードを記入してください。
■■■画像■■■
テンプレートファイルは以下のように、文字コードSJISで保存してください。
テンプレートの登録
「出品」メニューより「テンプレートファイル登録」をクリックし「テンプレート登録」画面に遷移します。
「ヤフショ」を選択し「ファイル選択」ボタンをクリックすると、Windowsの場合は「エクスプローラ」MACなら「Finder」が起動しますので、
予め準備したテンプレートファイル(任意の名称のテキストファイル)を選択し、「開く」ボタンをクリックしてください。
以下のように、「ファイル名」欄に選択したファイル名が表示されたら、「登録」ボタンをクリックして、テンプレートを登録します。
「テンプレートを登録しました」のメッセージが表示されれば登録が完了しています。
抽出条件の設定
次に各種抽出条件を設定します。設定メニューより「ユーザ設定」をクリックします。
ユーザ設定画面に遷移するので、対象機能プルダウンから「商品抽出 共通設定」を選択します。
各設定値を必要に応じて変更してください。
ユーザ設定項目(商品抽出)
項目名 | 説明 | 初期値または設定例 |
---|---|---|
タイトルのみで検索 | 抽出対象検索時にタイトル文字列だけで検索します | true:する false:しない ※抽出画面でも変更可能。 |
デフォルト出品先 | 抽出画面でのデフォルト出品先選択 | YA:ヤフオク YS:ヤフショ BA:BASE WO:Wowma MA:モバオク QT:Qoo10 TR:楽天 ※抽出画面でも設定可能 |
最低在庫数 | この在庫数以上の商品を抽出対象とする | 抽出画面でも設定可能 |
掛け率 | 原価に対する掛け率を%で入力。例えば120%の場合「120」と入力。(A) | 原価xx円までの掛率を原価ごとに設定します。 |
上乗せ価格 | 原価に上乗せする価格(B) | 抽出画面でも設定可能。 [販売価格]=[原価]×(A+C)+(B) 販売価格とはオークションの場合は開始価格、ヤフショではヤフープレミアム会員価格です。 C:各販路の手数料率(在庫管理で設定したもの) 例)原価1000円 1000円までの掛け率=120% 販路の手数料=10% 上乗せ価格200円の場合 売価=1000x(120+10)+200=1,500円 となります。 |
開始-即決価格差 | オークションの場合、即決価格を開始価格の何円上にするか | ヤフショの場合はヤフープレミアム会員価格*1と標準価格の価格差。 |
10円未満切り捨て | true: 販売価格の10円未満切り捨て false:切り捨てない | 抽出画面でも設定可能。 オークションの場合は即決価格のみ切り捨てます |
タイトル付加文字列 | タイトルの前に固定で付加する文字列 | 抽出画面でも設定可能。 例えば「送料無料」等。 |
自動登録 | true:CSV出力と同時に在庫管理登録が完了します。 false:「商品登録」ボタンで手動で在庫登録が必要です。 | デフォルトはfalse trueに設定した場合、商品抽出画面に「在庫登録」ボタンは表示されません。 |
送料(xxx) かっこ内xxxは発送種別 | 発送種別ごとに設定する送料。 発送種別は商品毎にシステムが自動判定します。 | ヤフオクで送料落札者負担とした場合、ここで設定した送料を別請求とします。 ヤフオクで送料出品者負担、またはその他販路の場合は、ここで設定した送料分を価格に上乗せします。 |
*1.ヤフーショッピングに商品データをアップロードした際にmember-priceフィールドに対し「フィールド名に誤りがあります」というエラーが出る場合、あなたのストアがプレミアム会員価格表示に対応していません。
その場合は「開始-即決価格差」の設定を0にすればエラーが解消されます。
【プレミアム会員価格表示に対応するには】
詳細は下記参照。
https://store-info.yahoo.co.jp/s/shopping/toolmanual/editor/j/439.html#4
続いてヤフショ固有の設定を登録します。
ユーザ設定項目(商品抽出 ヤフショ固有設定)
項目名 | 説明 | 初期値または設定例 |
---|---|---|
商品説明繰り返し | バイヤーズの商品説明が500文字を超えた場合に、ヤフショの「商品説明」に商品情報と同じ内容を先頭から繰り返すか?ON:繰り返す。OFF:繰り返さない=商品情報の続きから表示する。 | ON |
自動出品 | ON:自動出品する(FTPの設定が必須) OFF:手動で出品する。 | ON |
発送日情報管理番号 | ストア構築> カート設定> お届け情報設定で 設定した「発送日 情報管理番号」 を入力 半角数字 1~100、 1000、2000、3000、4000、 | 半角数字 1~100、 1000、2000、3000、4000、 5000 |
ヤフショの「商品情報」欄は500文字しか載せられませんが、キーワード検索の対象となる重要なフィールドです。
これまで商品情報に入りきらない場合は「商品説明」欄に頭から同じ内容を繰り返し出力していましたが、この設定値をOFFにすることで、「商品説明」欄には「商品情報」の続きから出力できるようになりました。
同じ情報が繰り返して表示されるのを良しとするかは各店舗様の判断によりますので、今まで通りの出力もできるようにしています。
特に設定を変えずにONのままであれば、繰り返し同じ商品説明を両方のフィールドに表示しますので、今まで特にもんだいないと感じていらっしゃる店舗様には特にしていただくことはありません。
※商品抽出(ヤフショオプション)の設定の使い方はこちらをご覧ください。
出品
商品検索
検索ワードに抽出したい商品の関連ワードを入力してEnterキー押下、または検索をクリックします。
このように、検索結果が表示されます。
検索条件、出力条件の詳細は以下の通りです。
検索条件
項目 | 説明 | 備考 |
---|---|---|
販路 | 出品先 | ユーザ設定のデフォルト出品先が選択されています。 |
検索ワード | 抽出する商品を検索するワード。 商品コード/タイトル/説明に含まれるキーワードを探します。 | 必須。ただし、「新着のみ」「ランキング商品」にチェックありの場合は省略可能。 |
除外ワード | 除外するワード | |
タイトルのみで検索 | タイトルのみで検索する | ユーザ設定の「タイトルのみで検索」がデフォルトで設定されています。 |
最低在庫数 | 最低在庫数以上の在庫がある商品に絞り込みます。 | ユーザ設定の「最低在庫数」がデフォルトで設定されています。 |
新着のみ | バイヤーズトップページの「新着商品」のみを対象とします。 | ここにチェックを入れた場合、検索ワードの入力は不要。 |
ランキング商品 | バイヤーズトップページの「ランキング商品」のみを対象とします。 | ここにチェックを入れた場合、検索ワードの入力は不要。 |
出力条件
項目 | 説明 | 備考 |
---|---|---|
掛け率 | 原価に対する掛け率 | ユーザ設定の「掛け率」がデフォルト設定されています。 |
上乗せ価格 | 原価に対する上乗せ価格 | ユーザ設定の「上乗せ価格」がデフォルト設定されています。 |
10円未満切り捨て | 10円未満を切り捨てる | ユーザ設定の「10円未満切り捨て」がデフォルト設定されています。 |
タイトル付加文字 | タイトルの前に付加する文字 | ユーザ設定の「タイトル付加文字」がデフォルトで設定されています。 |
カテゴリ | ヤフオクとヤフショでのカテゴリ | 商品検索後に選択した商品に対して、一括でここに入力したカテゴリに更新します。 |
ヒント
商品の表示順は、商品コードの昇順です。
項目ヘッダの▲▼をクリックすると、並び順を入れ替えることも可能です。
例えば、商品コードをクリックすると、商品コードの昇順/降順に並び替えることが可能です。
また、今何でソートされているかが強調表示でわかります。
- ▲:昇順でソート状態
- ▼:降順でソート状態
例えば、下図の場合は商品コードの「降順」でソートされています。
カテゴリ一括更新
商品検索後に、カテゴリが未表示、カテゴリが間違っているものに対して、一括で再設定することが可能です。
まず、カテゴリ入力欄に商品に関連するキーワードを入力します。
すると下図のように、入力補助でカテゴリーの候補がプルダウン表示されるので、適切なカテゴリを選択してください。
続いて、入力したカテゴリを設定する商品を選択します(複数可能)。
選択が完了したら上の「カテゴリ更新」ボタンをクリックします。
すると、このように選択した商品のカテゴリが更新されます。
選択肢のある商品ページとして抽出する(ヤフショのみ)
ヤフーショッピングなどのモールに出品する場合、サイズやカラーのバリエーションのある商品はできれば1ページにまとめて出品したほうが、ユーザビリティが向上しますし、結果、商品の評価やSEO対策にも有効です。
ここでは、バイヤーズの複数商品を1ページにまとめる方法を解説します。
動画がわかりやすいので、動画を見ていない方はまず動画をチェック
選択肢商品を出品
出品した商品を在庫登録できていれば、選択肢商品として出品した商品も選択肢ごとに在庫数量は自動で同期されます。
データの編集が完了したらいよいよ、出品していきます。
出品(ヤフショ)
ヤフーショッピングはボタン1クリックで出品まで完了してしまいます。
抽出データの編集がすべて完了したら、「出品」ボタンをクリックしてください。
以下のメッセージが表示されたら、FTPに成功しています。
- データをFTPサーバにアップしました。出品が成功しているを確認してください。
ヒント
ヤフショは実際に出品されるまで5~20分程度かかります。
ヤフショは反映前であれば「FTPデータチェック履歴」ページで反映状況の確認や反映の取り消し操作が可能です。
また、ヤフショはBZLinkの「ユーザ設定」-「抽出 ヤフショ固有」-「自動出品」 ON/OFFで自動出品するかしないかを切り替えることが可能です。
デフォルトはON(自動出品)です。
ヤフーショッピング以外の販路は、CSVを生成して各販路に手動で出品を行ってください。
次の手順で説明します。
CSV出力
抽出データの編集がすべて完了したら、「CSV出力」ボタンをクリックします。
確認サイアログが表示されるので「OK」をクリックしてCSVと画像データを生成します。
データの生成が完了すると、下図のようにCSV出力ボタンの上部に「抽出結果をダウンロード」という文字のリンクが現れます。
このリンクをクリックするとデータを圧縮したzip形式のファイルがPCにダウンロードされます。
注意
スマホからの場合は正常にダウンロードできませんので、このリンクはクリックしないでください。別途「抽出履歴」画面でPCからダウロードできます。
ダウンロードが完了すると、以下のようにPCのダウンロードフォルダにzip形式のファイルが保存されています。(下図はMACの例)
ZIPファイルを解凍して中にCSVと画像があることを確認してください。
BASEとヤフショは画像ファイルはzip形式で登録するため、予めzip形式の1ファイルに圧縮されています。
その他の販路では上記のようにjpg形式のファイルが、csvと同じフォルダ内に格納されています。
抽出後の在庫データ登録
抽出した商品は在庫管理する必要があります。
出品することが決まっているデータは、この手順で在庫管理データとして登録しましょう。
CSV出力が完了した状態の画面で、そのまま「在庫登録」ボタンをクリックします。
登録が完了すると、すぐに在庫監視が始まります。
(在庫管理の画面で商品が登録されていることを確認してください。)
※スマホで抽出して後にダウンロード・出品する場合も、先にこの手順で在庫登録だけは行っておいてください。
ヒント
在庫登録が自動化できます。
在庫登録ボタンを押さなくてもCSV生成時に自動的に在庫登録できる設定を追加しました。
ユーザ設定ー商品抽出ー自動登録を「true」に設定してください。
商品抽出画面で「在庫登録」ボタンが表示されなくなり、在庫登録操作は不要になります。
CSV出力(出品)ボタン押下で、正常終了すると、在庫登録も完了します。
商品データの一括編集
商品データをエクセルにダウンロードして一括編集、再登録することができます。
商品データのエクセル出力
商品検索画面で「Excel出力」ボタンをクリックすると、商品データをエクセルでダウンロードすることができます。
- 商品検索前:全商品データ
- 商品検索後:検索結果の商品データ
がダウンロード可能です。
ダウンロードが完了すると、ブラウザの左下にエクセルファイルへのリンクが表示されますので、「フォルダを開く」でフォルダを表示します。(または「開く」で直接開いてもOK)。
エクセルを開くと、このように商品データが一覧になっています。
- 緑のヘッダ項目:編集してBZLinkに反映可能な項目
- 赤のヘッダ項目:参照項目(編集してもBZLinkに反映されません)
ヘッダのコメントヒントを参考に自由に編集してエクセルファイルを保存してください。
※行削除しても、BZLink上の商品データは削除されません。削除はBZLinkの画面から実施してください。
編集が完了したら、次に、編集内容を反映するために、インポートを行います。
BZLink 在庫.xlsxのインポート
ファイルの編集が完了したら、BZLinkのメニュー画面-「インポート」をクリックします。
- インポート種別:BZL 在庫.xlsを選択
- ファイル名:ファイル選択ボタンをクリックし、先ほどダウンロードして編集した在庫エクセルファイルを指定します。
- インポート実行ボタンをクリックします。
インポート実行ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されますので「はい」を選択するとインポート処理が始まります。
インポート処理はデータ1000件あたり10秒程度かかります。
しばらくそのままお待ちください。
無事にインポートが完了すると、BZLinkからダウンロードした商品データがサーバに再登録されます。
またヤフショの商品は修正した販売価格がすぐにストアに反映されます。
注文機能
概要
この機能を使う上での前提条件
- ヤフーショッピングの注文一覧が取得可能です。
- (ヤフショの場合)ヤフーショッピングでプロフェッショナル契約している必要があります。
- API利用設定とBZLinkへの証明書(APIキー等)の登録が必要です。
ヤフショ編:公開鍵の発行
この機能を使う際には、ヤフーから注文データを取得しますが、そのためにはあなたのストアで「公開鍵」というものを発行する必要があります。
「ストアクリエイターPro」トップページの「設定」メニューを選択し、さらに[暗号鍵管理]をクリックします。
「設定-暗号鍵管理」ページが表示されます。
[Web APIを利用する]にチェックを入れます。
[公開鍵発行]ボタンを押下し、暗号鍵を発行します。
「公開鍵を登録しました。」と表示され、公開鍵の発行が完了します。
公開鍵が1行追加されたら、その行の「有効/無効」ラジオボタンで「有効」に切り替えます。
公開鍵を有効にすると「コピー」ボタンが活性化します。
ここで「コピー」ボタンをクリックしてください。
PCのクリップボードというメモリ内に公開鍵の文字列(暗号のようなもの)がコピーされた状態です。
引き続き次のBZLinkの設定を行います。
BZLinkへの証明書の登録
続いて、公開鍵をBZLinkに登録します。
BZLinkにログインしたら「設定」カテゴリの「API証明書登録」機能をクリックします。
上記の画面が開きますので、「ヤフショ注文情報取得用公開鍵」の空白の入力エリアにフォーカスを当て、
右クリック→貼り付けでクリップボードの公開鍵文字列を貼り付けます。(もしくはショートカットキーでCTRL+V)
入力エリアに暗号のようなランダムな文字列が貼り付きます。
その状態で、入力エリアの真下にある「保存」ボタンをクリックします。
このように登録完了のメッセージが表示されれば、公開鍵の登録が完了です。
これで、ヤフーショッピングから注文情報が取得できる状態になりました。
※再度この画面を開いても公開鍵の文字列は表示されません。公開鍵は再登録で上書き更新されます。
Amazon APIの利用
Amazn APIを利用設定することで在庫管理を早くすることができます(無制限プラン必須)。
この設定には、Amazonと大口出品アカウントの契約(4,900円/月)が必要です。
予め大口出品の契約を済ませておいてください。
開発者の申請
Amazonセラーセントラルにログインし、左上の3本線のメニューから
アプリとサービスーアプリの開発をクリックします。
デベロッパーセントラルというページに遷移します。
「開発者プロフィールを登録する」というリンクがあるので、クリックしてくします。
すると、開発者プロフィールの入力画面に遷移します。
入力項目を順に説明していきます。
組織名
申請者の所属組織名を入力します。
屋号や会社名を入力します。個人で屋号がない場合は個人名で問題ないと思われます。
ウェブサイト
申請者の組織のウェブサイトを入力します。
HPがある方は法人のHP等。ない場合はブログやショップのURLで問題ないと思われます。
組織の所在国
申請者の組織の所在国です。
「日本」を選んでください。
主な担当者名
作成する開発者IDの担当者名です。
ご自分の氏名を入力してください。
連絡先Eメールアドレス
担当者の連絡先Eメールアドレスです。
ご自分のメールアドレスを入力してください。
連絡先国コード
担当者の連絡先国コードです。
日本の場合は「+81」です。
連絡先電話番号
担当者の電話番号です。
ご自分の携帯の電話番号等を入力します。
データアクセス
貴組織に最も適したオプションを選択してください。
「私の組織は、公開アプリケーションを作成し、提供しています」を選びます。
MWS開発者の場合は、貴組織の開発者IDを入力してください。
空欄で構いません。
ロール
以下のみにチェックを入れてください。
- 消費の出品
- 価格
- 在庫の注文と追跡
ユースケース
要求されたロールの機能を使用して構築しようとしているアプリケーションまたは機能について説明してください。
以下の文言をコピーして貼り付けてください。
カタログの最低価格や在庫数の情報から商品の最適な価格を求め、価格を更新する。
【価格機能】
最安値価格を取得し、商品の価格を自動更新します。
【在庫と注文の追跡】
在庫数を取得し、価格決定の参考データとします。
貴組織のアプリケーションまたは機能が、Amazonの販売パートナーにどのようなメリットをもたらすかを説明してください。
以下の文言をコピーして貼り付けてください。
価格設定業務をシステムで自動化することで、利益を最適化するための業務を効率化することが可能です。
セキュリティ管理
すべて「はい」を選んでください。
Amazon情報を共有するすべての外部第三者を記載して、貴組織がこの情報を共有する方法を説明してください。
以下の文言をコピーして貼り付けてください。
特に共有しない。
Amazonの情報を取得するAmazon MWS以外のソースをすべて記載してください
以下の文言をコピーして貼り付けてください。
Amazonのサイトからスクレイピングで情報を取得します。
私はAmazonマーケットプレイス開発者契約、利用規約、および データ保護ポリシー を読み、同意します
ポリシーに全て目を通してからチェックを入れます。
あとは「登録」ボタンを押せばケースが作成され、審査中となります。
10分ほどで登録したメールアドレスに開発者の登録完了の旨メールが届きます。
この手順が完了したら、サポートグループで管理人にお知らせください。
この後、管理人のほうで、あなたの開発者ID用のAPI利用アカウントを作成しますのでお待ち下さい。
準備ができましたらお知らせしますので、次の新しいアプリクライアントの作成手順に進んでください。
新しいアプリクライアントの作成
BZLinkでARNの確認
BZLink-設定-API証明書登録を開きます。
Amazon API認証情報のIAM ARNに表示されている文字列をコピーしておき、次のアプリを作成する手順に進みます。
※本画面は後で使いますので閉じないでください。
アプリを作成する
Amazonセラーセントラルよりデベロッパーセントラルを表示します(前回説明した手順)。
「新しいアプリクライアントを作成」ボタンをクリックします。
アプリを作成するという画面に遷移します。
アプリ名:適当で結構です。bzlink-{あなたのユーザ名}等にしておけば問題ありません。
APIタイプ:AP-API
IAM ARN:BZLinkの画面でコピーしたIAM ARNの文字列を貼り付けます。
上の画像の通りチェックを入れます。
OAuth関連は未入力のまま「保存して終了」ボタンをクリックしてください。
上で作成したアプリ名のアプリ情報が下記のように表示されます。
認証情報の確認とBZLinkへの登録
LWA認証情報の下の「表示」リンクをクリックします。
LWA認証情報という画面が開きますので、クライアントIDとクライアント機密情報(▶クリックで表示される)をそれぞれBZLinkの画面に貼り付けます。
続いて、アクションの下にあるアプリの編集プルダウンで承認を選択します。
以下のように表示されたら「アプリを承認」ボタンをクリックします。
リフレッシュトークンが表示されるので、コピーしてBZLinkの画面に貼り付けます。
最後に保存ボタンをクリックしてAmazon API認証情報を保存します。
以上でAmazon APIの設定は完了です。
FAQ:よくある質問
Q1:今後ヤフショ以外の販路に展開される可能性はありますか?
A:はい。今後はQoo10、AUPayマーケット、ヤフオク等販路を増やしていく予定です。
開発進捗状況はこちらでご覧になれます(閲覧にはTrelloというアプリのアカウントが必要)。
Q2:トータルで何件の商品を登録したかを確認したいのですが?
A:商品検索画面表示時に表示されます。
Q3:MACで利用できますか?
A:BZLinkはWEBアプリなので、MACでも使用可能です。
Q4:削除されたデータは連携されますか?
A.商品ページの削除も監視しており、メールで通知されます。
各販路の出品ページも連携して削除されるようにします(現在対応予定)。
Q5:エラーが発生すると日本語表示がおかしくなります。
A.ブラウザのgoogle翻訳機能で日本語翻訳されるためです。
以下のように、「このサイトは翻訳しない」を選択してください。
Q6:BZLinkを利用するにはどうすればよいですか?
ご利用方法はLINEにてご案内しております。興味のある方はご登録ください。