ヤフーがこの秋新しいフリマアプリとショッポイングモールをオープンすると発表がありました。
現在、ヤフーが力を入れている電子決済のPayPayの名前を冠した
その名もPayPayフリマとPayPayモール。
PayPayフリマはメルカリの牙城を崩せるか?
現在ヤフーはヤフオクという巨大なCtoCのオークション市場を抱えていいますが、ヤフオクはアプリの登場、フリマ出品なども導入して、最近は、明らかにメルカリをライバル視した戦略をとっている様子でした。
今回フリマ専用のPayPayフリマオープンということで、
メルカリの市場に対してどこまで顧客を獲得できるのかが注目ですね。
PayPayフリマは、ヤフオク出品商品も一定の条件を満たすとPayPayフリマ上で検索されるようで、
ヤフーの販路は全て連携して商品が探せるような状態になるのかもしれません。
また、PayPayフリマというだけあって、フリマ内の決済の基本はPayPayになるでしょうし、アカウントはPayPayアカウントに紐付いたものになると予想されます。
そのため、1人で複数アカウントといった裏技的なことは最初からできないでしょうし、現在のメルカリと同様の個人売買前提の販路ととらえておいたほうが良いでしょう。
現在メルカリでしっかりと利益を出すノウハウを確立している人にとっては、売り上げを倍増させる大チャンスでしかないですね!
PayPayモールはヤフーショッピングのプレミア版?
一方、PayPayモールはヤフーショッピング出店店舗とは関係なく、
「一定の条件を満たせば出店が可能なプレミアムなモール」ということです。
現在ヤフーショッピングに出店している出展者も、別途出店審査に合格する必要がありそうで、ヤフーショッピング同様、フリマに比べて敷居が高そうです。
しかし、裏を返せば、出店審査さえクリアすれば、
ヤフーがPayPayの普及に向けて莫大な予算をかけて集客してくるであろうモールにお店を持てるメリットは計り知れないですね!
乱立する○○Pay 戦国時代を制する電子マネーは?
昨日もついにセブンイレブンがセブンイレブンで使える電子マネーセブンPay、同時にファミリーマートもFamiPayをスタートし
各社電子マネーが生き残りを賭けたキャッシュバックやクーポン合戦を繰り広げています。
我々としてはいろいろな電子マネーを使い分けるのは面倒な気がしますし、次第に数社に淘汰されていくのではないかと思います。
で、どこが残るかという予想ですが、私の予想では、
LinePayとPayPay あとはメルカリのメルペイくらいかなと思っています。
なぜなら、現在主要なコンビニで共通で使えるPayはLinePayとPayPayの2つだけだからです。
例えば、セブンでしか使えないセブンペイってどうなんでしょう?
ナナコでいいじゃん(笑)と思ってしまいます。
逆に、万人が使っているSNSを基盤としたLINE PAYは本命かな?
メルカリベースのメルペイはやはりユーザ基盤があるので生き残るだろうな?
と思うわけです。
そういう思惑もあって、ヤフーはユーザがPayPayをチャージせざるを得ないプラットフォームとしてのPayPayフリマを投入するんでしょうね。
新販路のオープンに今から備えよう
さて、我々通販事業者としては今後の動向に注目し、今から準備しておきましょう。
私も、ツール開発者として皆さんの作業を効率化できるお役に立てるよう、新しい販路に対してできることを今から検討し、準備しておきます。